東北リース芋煮会2017
2017月11月01日
東北の秋の風物詩といえば「芋煮会」。
芋煮会の発祥の地は山形県中山町と言われています。山形県を南から北へそして日本海へ流れる最上川。江戸時代にはこの最上川を利用した舟運が盛んに行われ、山形県内陸部からは米や紅花などを酒田を経由して京都・大阪へ、一方、京都・大阪からは砂糖や干魚のほか、衣類や雛人形などを運んでいたそうです。
舟運の終点であり米沢方面への船荷の積み替えが行われた要地というのが中山町。この地で、舟運に携わる船頭や商人たちは荷揚げや荷待ちの逗留の間、運ばれてきた棒鱈と地元名産の里芋を材料に、川岸の松の枝に鍋を掛けて煮て食べた。これが芋煮会の始まりと言われています。
宮城県では豚肉の味噌仕立てが主流ですが、発祥地山形県では、庄内地方は「豚肉の味噌仕立て」で、内陸地方は「牛肉の醤油仕立て」の二つに分かれます。
というわけで今回、両者の芋煮を作って社員はもとより、取引先のお客様を交えて味わいました。
食べ慣れてる「豚肉の味噌仕立て」はもちろん美味しかったですが、母親が山形出身のお客様は「牛肉の醤油仕立て」も美味しい!との声を頂きました。短い時間でしたが、みんなでワイワイガヤガヤと楽しいひと時を過ごしました。
今年はまだ芋煮を食べてないという方は、「牛肉の醤油仕立て」を試してみてはいかがですか?
残り汁にうどんとカレールーを入れて作る〆料理「芋煮カレーうどん」も忘れずに!
また来年!
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